銭湯でリターナブルびんを返却する行動が、ラップミュージックの尺をのばす。
ユニークな仕掛けを通じて、リユース可能な「リターナブルびん」の再使用促進を図る参加型プロジェクトを企画・プロデュースしました。企画立案からクリエイティブディレクション、アーティストキャスティング、銭湯連携、映像制作、楽曲制作、PR戦略まで一貫してコミュニケーションデザインを担当。
銭湯を舞台に、リターナブルびんの返却数がそのまま「ラップの尺」に反映されるというシステムを導入し、銭湯利用者のアクションが創作に影響を与えるインタラクティブな体験を創出しました。
銭湯文化とリターナブルびん飲料という生活の延長線上に、環境アクションを自然に重ね合わせることで、エシカルなライフスタイルへの共感と行動喚起を狙いました。
みんなで完成させたラップソング

最終的に飲んだ本数(=返却された本数)は415本。合計6分55秒のラップソングとなりました。
ガラスびんやリターナブルびんの特性、そして銭湯やサウナ文化をテーマにしたリリックを紡ぎ出し、オリジナル楽曲とミュージックビデオを制作しました。
完成した楽曲は、SpotifyやApple Musicなど主要ストリーミングサービスで配信し、オンライン/オフラインの両軸でプロモーションを展開。
「再使用」をテーマにしたメッセージが、音楽というカルチャーの力を通じて幅広い層へ届けられる仕組みを構築しました。





